取り扱い樹種と材料について
豊富な樹種の取り扱い、
県産材・市町村産材の指定もできます。
当社は豊富な樹種を取り揃え、その中からお客様のニーズにかなった木材をご提案しています。
国産の無垢板、合板（国産・外国産）からパーティクルボード（国産）、MDF（中密度繊維板）、OSB(構造用パネル）、LVL(単板積層材)、樹脂加工、人造大理石までご指定が可能です。
また、県産材・市町村産材のご要望にもお応えできます。
木材のカットはもとより、穴あけ、塗装、シート貼りなどの各種加工もお任せください。
当社で扱う主な木材
当社ではグループ企業から直接、高品質な木材を仕入れています。 木材加工のプロが、お客様の目的や使用環境に合った木材選びをお手伝いします。
ラワン合板（ラワンベニヤ）
東南アジアに原生するフタバガキ科の雑木で作られる合板。自然な木目とざらついた表面を持ち、伸び縮みが少なく高い強度が特長です。柔らかく加工しやすいため、一般的には家具や建具の仕上げ材や下地材として幅広く活用されています。
当社がよく使用している板の厚み
（2.5mm、5.5mm、9mm、12mm、15mm、18mm、21mm、24mm、30mm）
針葉樹合板（カラマツ、アカマツ）
長野県でも多く見られるカラマツやアカマツといった針葉樹は、高い強度を持ち耐水性や耐久性にも優れています。表面はやや粗く節があることから、一般的には構造用として下地に使われていますが、当社ではその豊かな表情を生かして家具なども製作しています。
当社がよく使用している板の厚み
（12mm、24mm）
ファルカタ合板
ファルカタと呼ばれる東南アジアに生育しているマメ科の植林木で作られます。材質が柔らかく強度はそれほど高くありませんが、軽量で扱いやすいことが特長です。当社では、主に木箱や家具の底板・側板などに利用しています。
シナ合板（シナベニヤ）
美しい木目と滑らかな手触りが特長で、塗装がしやすく表面が美しく仕上がります。耐久性はそれほど高くありませんが、軽量で加工がしやすいため、家具や建具などの表面仕上げ材として利用されます。
パーティクルボード
木材の端材や解体材を細かいチップ状にして、接着剤を加えて成型した木質ボード。安価で品質にムラがなく、反りや割れが少ないのが特長です。断熱性にも優れていることから、当社では主にパレットに使用しています。
当社がよく使用している板の厚み
（9mm、12mm、18mm、30mm、35mm）
MDF（中密度繊維板）
木材の端材や解体材を繊維状にして、接着剤を加えて成型した木質ボード。パーティクルボードよりも断面がきめ細かく、加工しやすいのが特長です。家具の扉や側板などに広く用いられ、当社では医療用キャビネットなどの製作に使用しています。
OSB(構造用パネル）
パーティクルボードの一種ですが、細長い木片が向きを揃えて並べられているため、面のユニークな模様が特徴的です。各層の繊維方向が直交しているため強度が高く、気密性や断熱性にも優れています。
ユーカリ合板
フトモモ科ユーカリ属の樹木の総称で、強度が高く耐久性があり、ゆがみや反りが少ないのが特長です。表面の仕上がりも良く、当社では木箱やパレットの天板などに使用しています。
当社がよく使用している板の厚み
（2.5mm、5.5mm、9mm、12mm、15mm、18mm、21mm、24mm、30mm）
ラワンランバー（厚単板）
ファルカタなどの厚い木材を芯材にして、ラワンの単板（ベニヤ）を両面から貼り付けた合板です。ラワン合板よりも軽量で反りにくいのが特長で、価格も安いです。軽量のため強度はやや劣りますが、家具の芯材として最適です。
LVL（単板積層材）
単板（ベニヤ）を繊維方向に対して平行にして積層・接着して作られる木材。乾燥による反りや割れがなく、保存性が高いのが特長です。単板を縦継ぎすることによって、長尺の製品を作ることができます。
県産材・市町村産材 製作実績
県産材・市町村産材など、産地を指定してのご注文を承ります。 例えば、当社では「長野県北相木村産のカラマツ材を使用した資料机」や「佐久穂町産のカラマツ材を使った書棚」など多数の製作実績があります。 長野県外の方のご要望も承りますので、お気軽にご相談ください。
信州カラマツ集成材を使用した本棚（八十二銀行様へ納品）
信州カラマツ無垢材を使用したベンチ
国産アカマツ合板を使用したテーブル